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連結送水管耐圧試験

高層ビル等に設置される連結送水管は、火災の際消防隊が使用する設備です。いざという時に支障無く消火活動が出来るように、防火対象物の関係者は、定期的に法に基づいた点検を実施し、それを消防署に報告する事が義務づけられています。

消防用設備等の点検要項の改正

平成13年の新宿歌舞伎町の火災に伴い、新制度や規制強化の一環として平成14年3月12日に消防庁告示第二号が出されました(平成14年7月1日に施行)。長時間使用している機器に対する点検事項について下記の追加が行われました。

連結送水管用配管の耐圧性能試験の追加
設置後10年を経過した配管に対して3年毎に性能を確認する。

点検要領

連結送水管
送水口本体、配管、接続部分、弁類等の変形、漏水等が無いことの確認

消防ホース
変形、損傷等が無く、ホース及び金具との接続部から著しい漏水が無いことの確認

点検方法

  1. 各階のバルブ及び水抜弁等の開閉状態を確認する。
  2. 空気圧による予備試験・消防ホースの耐圧試験
  3. 所定の位置に圧力計を取付け、送水口から試験者により送水し、配管内を充水する
  4. その後徐々に加圧し、異常の無いことを確認しながら設計送水圧力値まで昇圧し、3分間保持測定する

駐車に関して

試験実施状況により道路使用許可、交通整理要員等が必要となる場合がございます。

消防設備士、消防設備点検資格の有資格者が試験にあたります。
基準に即した適正な点検を実施しますのでご安心してご利用ください。