誘導灯は消防法に定められた避難誘導用の標識で、形状は四角や長方形の箱に、白地に緑色、または緑地に白のシンボルマーク(ピクトグラム)が描かれ、多くは天井や床に配置してあります。避難口誘導灯と通路誘導灯を総合して誘導灯と呼ばれています。通路の一定の間隔に通路誘導灯が、脱出可能な出口に避難口誘導灯が設置されています。これらは、蓄電池により数十分から数時間程度点灯し続ける能力を有しているため、避難の際にもし停電したとしても、脱出の目標として使用できるようになっています。通常の誘導灯では約20分以上・長時間点灯型では1時間以上となっています。また最近ではキセノンランプ点滅装置(ストロボ)・音声案内装置がついている機種もあります。
蛍光誘導灯
LED誘導灯
高輝度蓄光式誘導標識
消防法施行規則の改正により、下記の建物、場所において、高輝度蓄光式誘導標識の設置が可能になり運用の詳細が決められました。
- 小規模な路面店舗
- 個室型遊興店舗(地下テナントを含む)
- 大規模な高層建築、地下街等