P/R (アナログ/デジタル)火報工事
防災設備はさまざまな要因からリニューアルの必要性が生じてきます。
防災設備は、経年劣化や消防法の改正など複数の要因からリニューアルの必要性が生じてきます。いざという時のために、設置後一定期間を経過した設備は最新設備へのリニューアル(交換)を是非ご検討ください。
リニューアルの必要性
要因(1)物理的寿命
防災設備も一般的な電子機器と同様に寿命があります。長年使用することによって構成部品そのものが徐々に劣化し、機能が低下していきます。定期点検時の部分的な修復で、全体の経年劣化を防ぐには限界があります。
要因(2)保守対応の限界
部品寿命や故障などの際に使用する「補修部品」は供給期間に限界があります。特に半導体をはじめとした電子部品は製品更新サイクルが早く、部品メーカーからの入手が著しく困難になる場合があります。補修部品の供給期間を超えた製品では、故障時の対応に支障がでる場合が生じてきます。
要因(3)法的・社会的寿命
大きな事故などを教訓として防災設備へ要求される機能が改正され、建物を改修する際に現行法令に適合する機器へのリニューアルが「法令上」求められる場合や、「型式失効」により交換義務が生じる場合があります。
リニューアルの目安
受信機の更新目安は15年~20年です。
【参考】
(社)日本火災報知機工業会資料
「既設の自動火災報知設備機器の更新について」(PDF)
受信機の更新に伴う接続機器の更新
受信機の更新に伴い、以下の接続機器も更新します。
- 発信機
- 地区レベル
- 表示灯
- 感知器類
最新GR型受信機について
従来品に比べ、格段に取り扱いやすくなっています!
- 10.4.型タッチパネル式のカラーディスプレイ採用
- 主音響は、警報に応じた音声警報
- シンプル・スイッチパネル
- イベント履歴機能、漢字プリンタ実装
- かんたん復旧機能