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自動火災報知設備

『自動火災報知設備』は、技術の革新がとても早く日常的な勉強を怠るとすぐに時代遅れの知識になってしまいます。そのため一般的な自動火災報知設備の基本構造を比較的普遍的な内容としてご説明します。
自動火災報知設備は「建物内外のさまざまな人々に視覚や音響を用いて火事であることを知らせる設備」と言い換えることができます。

受信機

感知器や発信機から発せられた火災信号を受信し、火災の発生を音と表示で防災センター要員や防災担当者、建物内外のお客様等に知らせるための主装置。

感知器

火災の感知センサーで、部屋、倉庫、天井内、階段など、火災が起こる恐れのあるすべての場所に、消防法で規定され選択された感知器が必要個数設置されている。

発信機

火災であることを発見者が手動で知らせる装置。

表示灯

発信機が見つけやすいよう取り付けられている赤色灯火と文字標識。

音響装置

火災ベル等、音響により建物内外の人々に火災の発生を知らせる装置。最近はベルの代わりに非常放送の音声メッセージ(サイレン等)を鳴動させることも多い。