消火器とは、初期の火災を消すための可搬式または、半固定式の消防用設備です。
消防法による国家検定制度に合格した物でないと販売・陳列できません。
現在、一般的に普及している消火器は加圧式ABC粉末消火器です。
防火対象物に設置されたものは常時使用できる状態かを、6ヶ月に一度点検する義務があります。適用資格は、消防設備点検資格者1種及び消防設備士乙種第六類。尚、消火薬剤の交換ほか整備については、消防設備士の資格が必要です。
住宅用消火器には設置・点検義務はありませんが、使用期限は5年、一般的な消火器の使用期限は10年です。
屋内消火栓
屋内消火栓は、人が操作することによって火災を消火する設備です。放水圧力、放水量及び操作性によって1号消火栓、易操作性1号消火栓、2号消火栓があり、設置する防火対象物にあわせて選定します。
屋外消火栓
屋外消火栓は屋内消火栓と同様に人が操作して使用するもので、建物の周囲に設置され、建物の1階及び2階で発生した火災の消火及び外部より放水することにより延焼を防止するために使用するものです。
補助散水栓
補助散水栓とは、スプリンクラー設備において、スプリンクラーヘッドの未警戒部分を有効に補完するために使用するものです。